歯科に関するトピックを紹介します

歯のホワイトニングとクリーニングの違いって?

歯科の診療内容で、ホワイトニングやクリーニングを行っているクリニックが増えていますよね。

 

満足いく結果を得るためにも、治療を行う前に、この2つの診療内容の違いをしっかり知ることが大切です。

 

歯のホワイトニングとは、加齢や遺伝によって黄ばんでしまった歯や、 タバコやコーヒー、紅茶などで、歯に色素が沈着して黄ばみんでしまった歯を“内部から”漂白して白くしていく方法で、保険が効かない治療です。

 

ホワイトニングには主に歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」と、 歯科医師の指導のもと、患者様がご自宅で行う「ホームホワイトニング」の2種類があります。

 

●オフィスホワイトニングとは・・・
簡単にご説明すると、専用の薬剤を塗った後、レーザーや光を当てて漂白します。
短時間で歯を白くできるので即効性はありますが、効果の持続期間が若干短いという特徴があります。

 

●ホームホワイトニングとは・・・
個人の歯形に合わせたマウスピースに、ホワイトニングジェルを流し込んだものを装着して歯を白くしていく方法です。
歯の白さを実感するには2週間以上の時間を要しますが、時間がかかる分、オフィスホワイトニングより白さが増し、持続期間も長いという特徴があります。

 

費用はその歯科医院によって異なりますが、全ての歯を行うと3万円~10万円程度かかるのが一般的ですので、事前のカウンセリングで納得いくまで相談する事をおススメします。

 

これに対して歯のクリーニングとは、
歯の表面にこびりついた汚れや、歯と歯茎の間に溜まっている歯垢を専用の機械で除去することをいいます。“表面の汚れ”がきれいに取り除けるので、元来の歯の色に戻すことができます。
(色素が沈着してしまっている場合はクリーニングのみでは難しいです。)

 

ホワイトニングをするにしても、まずこの治療をしてから白くすることになります。

 

歯石を取り除くだけなら、健康保険が適用されそれほど費用がかかりませんので、大掛かりな治療になる前に、こまめな手入れをすることが白い歯を保つためには大切です。

 

信頼できる歯科医師を見つけてこれらの治療を行うと良いですね。

 

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矯正治療中の食事について

歯並びや噛み合わせが悪く、矯正治療を考えているけれども、矯正治療中の食事が心配という方も多いかと思います。

 

矯正治療中だからといって、食べてはいけないものはありません。

 

ただ、食べ方に“コツ”があるので、今回は、歯科矯正治療中にも食事を楽しむためのポイントについてお話ししたいと思います。

 

キャラメルや餅などのねばねばした食べ物は、器具にくっつきやすく、くついたあとに器具が外れてしまうこともありますので、食べ方には注意が必要です。小さくして、なるべく歯につかないように、奥歯で噛むようにすると上手に食べられます。

 

お煎餅や、氷、フランスパン等の堅い食べ物も、噛んだ時の衝撃で器具が外れてしまう事があります。この場合もやはり、小さくしたり薄くして、歯への衝撃を和らげる工夫をして食べるようにすると良いでしょう。

 

ほうれん草などの繊維の多いものや麺類、肉類は、装置にひっかかったり、挟まったりしやすいです。食後には必ず鏡でチェックし、歯磨き、うがいで装置をお手入れしましょう。

 

※歯ブラシは細かいところも磨きやすい、ヘッドの小さめなものを使うと磨きやすいです。
お子様の矯正中は磨き残しがないよう、大人の方がケアしてあげましょう。

 

カレーやキムチ、赤ワインやコーヒーなど色が移りやすいものは、装置を留めているゴムや矯正装置と接している歯の部分に色素が染み込む可能性があります。治療日の前日に食べるようにすると、たとえカレーの色が移って黄色になっても、翌日すぐに取り替えてもらえるので、そんなに気にならないかと思います。

 

※治療日前日は普段食べにくい食事を摂るチャンスですので、しっかり計画を立てましょう!

 

当院では、日本矯正歯科学会指導医の資格を持つ実績豊富な先生が治療を行っています。
矯正治療について不安をお持ちの方でも、まずはお気軽にご相談ください。

 

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適量のブラックコーヒーで虫歯を防ぐ!?

みなさん普段よくコーヒーを飲まれますか?

 

一般的には、コーヒーを飲むと歯の着色汚れが気になるし、
とても歯に良いとは思えないと思われている方も多いかもしれません。

 

しかし、そんな中
歯を健康に保つ効果のある天然物質をずっと探してきたという
ブラジル・リオデジャネイロ連邦大学の研究チームから

 

「あるコーヒー豆には抗菌作用があり、
適量ならブラックコーヒーを飲むことで虫歯を防ぐことができる」

 

という研究結果が発表されました。

 

ちょっと難しい話になりますが

 

子供の抜けた乳歯を使って“細菌バイオフィルム”を培養し、
それを乳歯ごと、世界市場において3割を占める
“ロブスタコーヒーノキ”から抽出したコーヒーに浸けて経過を見たところ
コーヒーが、細菌バイオフィルムを活発に分解し始めた!

 

との事。

 

まだまだ更なる研究が必要ですが
この、コーヒーに含まれる抗酸化物質ポリフェノールが
細菌バイオフィルムを分解したのではないか?
と考えられています。

 

とはいえ、ミルクや砂糖を入れてしまうと
逆に虫歯リスクを高めてしまいますので、ブラックで。

 

また、コーヒーの飲み過ぎは
歯の黄ばみや、歯のエナメル質を溶かしてしまう原因になってしまいますので
あくまで適量を。

 

そして、コーヒーで前歯が黄ばんできちゃった・・・!
という方は、歯医者さんでクリーニングして貰ってください!

 

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