げんま歯科クリニック歯科情報コラム

げんま歯科クリニック 歯科情報コラム

歯科に関するトピックを紹介します

インプラント治療のリスク

他の多くの歯科治療と違って、インプラント治療は外科手術です。
外科手術ですので、相応のリスクが存在するということを理解しておかなければいけません。
なお、執刀する歯科医師は当然これらのリスクを理解し、綿密な治療計画を練ってリスク回避を行った上で執刀しますのでご安心ください。

・上顎洞損傷
上あごの奥歯のインプラント治療時のリスクです。
上あごの奥歯の上にある上顎洞(じょうがくどう)という鼻腔につながる空洞を守っている膜を損傷してしまうことで、上顎洞に膿が溜まるなどの症状を起こす上顎洞炎を引き起こしてしまうことがあります。

・下顎管損傷
下あごの奥歯のインプラント治療時のリスクです。
下あごの骨にある下顎管と呼ばれる管には神経と血管が走っています。この管を傷付けてしまうことで、下あごや下の歯、唇などが麻痺してしまったり、大量の出血を起こしてしまったりすることがあります。

・舌動脈損傷
下あごの奥歯のインプラント治療時のリスクです。
下あごの舌側にある舌動脈という太い血管を傷付けてしまうと致命的な出血が起きることがあります。

・その他の症状
上記以外にも、持病をお持ちの方の場合はその病気が突然急変することもあります。
そのため、歯科医師との情報交換は密にして、インプラント治療を受けなければいけません。

当院では、一般歯科治療の他、インプラント治療も行っております。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

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起床時の口臭を防ぐ

人は誰でも起床時に口臭があります。
この起床時の口臭を最小限にする方法がありますので、紹介しましょう。

 

そもそも起床時に口臭が発生してしまう理由は、就寝中の口内環境です。
就寝中は唾液の分泌が抑えられており、その洗浄作用や殺菌作用が弱まっています。その結果、口内の種々の細菌が増殖してしまい、口臭の原因となる細菌も増殖してしまうわけです。

 

また、就寝中に口呼吸をしてしまう人は、お口が乾燥して唾液の洗浄効果が弱まりますし、細菌が新たに侵入してきますのでより状況が酷くなります。

これらの原因を踏まえて起床時の口臭を抑えるには、次のような対策が考えられます。

 

・就寝前の歯みがき
できる限り口の中の細菌の数を減らし、最近のエサとなる食べかすを除去することで、細菌の増殖を最小限にします。虫歯予防のためにもぜひ行ってください。

・鼻呼吸をする
口呼吸をしなければ、多少なりとも唾液の洗浄効果が期待できます。

・起床直後の歯みがき
起き抜けに歯みがきして、口臭のもとを断ってしまいましょう。

・歯科医でクリーニングしてもらう
歯科医で歯石や歯垢をきれいに除去してもらうことで、歯みがき以上にお口の中の細菌を減らすことができます。

 

当院では、予防歯科治療を行っております。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

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入れ歯治療のポイント

入れ歯は歯を失った場合に行うもっともポピュラーな治療法です。
そのため全国の歯科医院で普通に行われていますし、保険外診療を利用するようなことでもない限り、技術や品質に大きな違いはありません。

 

でも、やはり良い入れ歯というものはあります。
そんな良い入れ歯を選ぶためのポイントを紹介しましょう。

 

・歯科技工士と歯科医との関係
入れ歯を歯科医が直接作ることはほとんどありません。
ほとんどの場合、歯科医師の診断結果や検査結果を基にして歯科技工士が作成します。
そのため、歯科医師と歯科技工士の連携が密なほど患者様に合った入れ歯を作ることができます。

 

・細かな調整ができる
数値上ぴったりな入れ歯ができたとしても、実際に装着してみないと分からない部分はあります。
そのため、患者様が違和感を覚えたときに、その違和感を読み取って調整することができるというのは、とても重要なポイントです。
それを繰り返すことで、本当に患者様に合った入れ歯ができあがります。

 

なお、この違和感は患者様から言われなければ絶対に分からないものですので、慣れるまでは遠慮せずに歯科医師へお伝えください。

 

当院では、技術力の高い歯科技工士と連携して入れ歯の対応を行っております。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

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年齢と歯の状態

「年を取ると歯が悪くなるのは当たり前」だと思っていないでしょうか?
それは違います。

 

年を取ると歯が悪くなるのは、「メンテナンスもせずに長い間使っている車が故障しやすくなる」のと同じです。
きちんとメンテナンスしていれば、歯はいつまでも健康でいられる器官の1つなのです。

 

そのメンテナンスというのが、予防歯科です。

 

予防歯科の基本は、定期的な歯科検診でしょう。
3ヶ月や半年に1回、歯科医でお口の中をみてもらい、何かあったらその場で治療する。なにもなくてもきれいにクリーニングしてもらう。それだけで、歯の寿命はとても長くなります。

 

また、フッ素塗布やキシリトールの摂取なども、立派な予防歯科です。
フッ素塗布は歯科医で行うのが一般的ですが、いまではフッ素剤が配合された歯磨き粉もありますので、そういった物を使って日々の歯みがきを行えば効果があるでしょう。
※なお、フッ素剤配合の歯磨き粉を使う場合、余りしっかりとゆすぐと効果が落ちますので気を付けましょう

 

キシリトール入りのガムや飴も、食べ過ぎなければ効果があります。他のおやつをそういったおやつに代えてしてしまうことをおすすめします。

 

最後に、日々の歯みがきが一番重要です。
歯みがきの正しいやり方は、定期検診の時に相談すれば教えて貰えます。
正しい歯みがきを毎日行えば、虫歯や歯周病を抑えて、健康なお口を維持することができるのです。

 

当院では、一般歯科治療の他、予防歯科治療を行っております。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

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歯周病の内訳

歯周病は「歯肉炎」、「歯周炎」、「歯槽膿漏」と3段階に分けられ、この順番に重篤になっていきます。
歯周病の原因菌がどこまで侵食しているかによって分類されており、この段階によって歯科医での治療方法が異なってくるのです。
それぞれを説明しましょう。

 

1.歯肉炎
歯肉(歯茎)に炎症のある状態です。
「血が出る」「歯茎が赤い」などの症状はありますが痛みはなく、通常の生活に支障が出ないため、軽視されてしまっているのが現実です。

 

歯と歯茎の隙間などに歯垢(歯周病菌の固まり)がたまり、そこから発生する毒素によって炎症が起きている状態です。歯みがきなどでプラークを丁寧に除去することで、治癒します。

 

2.歯周炎
歯肉炎が進行することで歯周炎になります。
この段階になると、歯と歯茎の間(歯周ポケット)が深くなっており、歯周病菌の毒素によって歯を支える歯槽骨が冒されはじめています。
歯茎が腫れて、口臭が発生し、歯茎が降りて歯が長く見えはじめるのが、この時期です。

 

日々のブラッシングでは、この歯周ポケットの奥まで掃除することが難しくなるため、歯科医で処置しなければ悪化する一方になります。

 

3.歯槽膿漏
歯周病の最終段階です。
歯周病菌が歯槽骨に達して歯槽骨を溶かし、そこにたまって毒素を生成し続けるため炎症が引かずに膿がたまってしまいます。
口臭が酷くなり、歯がグラグラとしてしまって、放置していると歯がポロリと抜け落ちます。

 

ここまで来ると、自分の歯を残すためには根管治療が必要になってくるでしょう。

 

当院では、一般歯科治療の他、歯周病治療も行っております。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

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